初めてのスコットランド旅行は2006年でした

今日は、私がスコットランドへウイスキートリップに行くようになったきっかけと、行くようになって変わったことを書きます。

初めて行ったのは2006年1月。

1/3に後輩を誘って2人で出かけた二週間。

31蒸留所を周り、1400キロ走ったことを覚えています。


なぜスコットランドへ行ったのか?


私は1994年ぐらいからスコッチにはまり、ずっとラガヴーリン16年を中心にアイラモルトウイスキーばかり飲んでいました。

よく飲んでいたのは、当時錦通り沿いにあった『ル・シュール』というバー。

バックバーには土屋守さんのイラストの入ったシグネチャーモデルをはじめ、いまでいうボトラーズのものも多少置いてある個人的に好きな店でした。

旅へのきっかけは、やはりいろんな蒸留所のものを飲むにつけ気になった疑問でした。

「このウイスキーってどんな場所で作られてるの?」

というマスターへの問いです。


でも答えてくれないんですよね。

他のバーに行っても同じなんです。


飲んでいたのがアイラモルトウイスキーだからというのもあり

「こんな臭いウイスキーどんなところでできてるのか?」という単純な興味でしたが、

誰も教えてくれる人いないし

フリーランスで時間はいっぱいあったので

じゃぁ行くか

という感じです。


エジンバラに到着し、レンタカーを借りて、まず向かったのがアイラ島でした。

泊まったのはロッホサイドホテル。

なせかというと、「地球の歩き方:スコットランド編」でアイラ島の宿泊施設で載っていたのがボウモアの「Harbor Inn」と「THE LOCHSIDE HOTEL」の2軒だけで、THE LOCHSIDE HOTELに聖地感を感じて、ホテルのバーに行ったら最高でした。

日中はボウモア蒸留所で働いているというスタッフがカウンターの中にいて、あれがいいこれがいいと勧めて来れたんです。

その時美味しいなと今でも覚えているのは、その時バーで初めて見たラガヴーリンの19871988のダブル・マチャードがめっちゃ美味いなと感動した記憶は今でも忘れません。

でも正月明けに渡英しているので、また2006年ですからウイスキー不況下でもありましたのでやってない蒸溜所が多く「マーキング」と称して蒸留所を背景に撮影するのみ。でもそれが楽しかった。目に見るもの全てが新鮮で。日本じゃない風景が広がっていて(当然)。

しかしブナハーブンで蒸留所内をウロウロしていると、スタッフに声かけられて「(多分)何してるんだ?」と、蒸溜所を見たくて来たけど閉まってて(なんとなく)などと答えたら、こっち来いとばかりに案内して来れたんです。

で最後の小ちゃいビジターセンターでウイスキーも飲ませて来れて・・・。

なんとその人が蒸留所長だったんです。お名前忘れましたが。

なんか嬉しかった。


その後上に上がって北ハイランドの手前まで行って、スペイサイドを周っての14日間でした。


パブに行ったらストレートで飲むのは当たりまえ。

帰ってからというもの

今までロックで飲んでいたウイスキーがストレートが普通になり

またボウモアを飲めばボウモアの風景を思い出し

アードベッグを飲めばアードベッグ湾の荒々しい波飛沫を思い出し

カリラを飲めばアイラ海峡のうねる波を思い出す。

その思い出こそが、ウイスキーを美味しくするということを痛感しました。


旅でご一緒いただくみなさまには

蒸留所をご案内したり、ウイスキーの購入をサポートすることももちろんですが

何か記憶に残るような体験をしていただければなぁと思っています。


日程・参加費などの詳細は「説明会」で発表します。

もし詳細希望の方はこちらに登録してください。

https://forms.gle/xWujYbHh5X8fXTaTA

優先的にご案内します。


#WhiskyTrip

#AnytimeWhisky



Whisky Trip

Whisky Trip | ウイスキーは一期一会。さぁ、ウイスキーの旅に出よう! ウイスキーラバーズ名古屋を立ち上げたメンバーの一人で、『SINGLEMALT WHISKY TRIP』などの著書もある佐々木シュウジが、スコットランドのウイスキートリップの魅力を紹介したり、日々のウイスキーとの出会いを紹介するホームページです。 ウイスキー、風景、時間・・・いろんな出会いを紹介します。

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