前日までの、長いフライト・移動を終えボウモアで迎えた初めての朝。
朝食は遅めの9時ですので、日の出前にボウモアの町を散歩します。
冬のスコットランドは、日の出が遅く、日の入りが早いので、長い朝焼けと夕焼けを楽しむのもウイスキートリップの楽しみの一つです。
この日は7時半前にB&Bを出まして散歩。寒かったですし、雨はないものの曇り空。太陽の出る気配がなく残念でしたが、それはそれ。こんなもんさと鈍色の風景も美しく感じます。
ボウモアのまち。坂の上にあるラウンドチャーチを見上げるように建つ白壁のかわいい家が立ち並びます。
ボウモア蒸留所の前のロッホインダール湾は驚くほどの凪。
ボウモア蒸留所の前には2羽の白鳥が、番(つがい)なのか、ずっと仲良く並んで水の上を漂っていました。
2羽の白鳥をずっと眺めていても埒があかないので、ボウモア蒸留所散策へ。
当然空いていませんが、入り口の門扉前で建屋を眺めていると
?
見えますでしょうか。縦に並んだ2つのパゴダ屋根の上についている、手前の風見鶏?が少し折れて曲がっていますね。
これは、今年の1月後半にスコットランド全体を襲った「STORM」のせいだそうです。
ボウモアはこの風見鶏ぐらいで済んでいるそうですが、
アードナホーは屋外にあるワームチューブの水が溢れて、冷却がコントロールできないということで創業を一時中断したらしいですし、アードベッグは建屋の一つの屋根が飛んでしまって、蒸溜所全体がクローズになるほど。これはまた後述しますね。
でも、ボウモアについても200年以上の歴史を誇りますから、こういった災害や危機は何度もあったはずですし、売れなくて創業停止するよりは全然いいのかもしれません。
大麦と水と時間だけでできるウイスキー。
これからも面々と続いて言う君だろうなぁ・・・・。
散歩は続きます。
いつもは行かない、ボウモア蒸留所の上の方に行ってみようと坂を上がり、モルティング施設をやっているかな?と覗いてみたり、この壁いいなぁ・・・とかあるいていると、少し入れそうなので中に入ってみました。
すると海の方まで出て、いつも見ていた白壁に「BOWMORE」の文字(上の写真↑)とは逆方向から「BOWMORE」の文字を眺めることができ、なんだか感動。
何回も来ましたが、一度も見ていない角度だったので。
朝の散歩は楽しいですね。
さぁ、戻って朝食です。
みなさん、朝食でびっくりするはず。
だって朝からウイスキーが出てくるんですから。
※写真は今回ご一緒した、小岩さんのFacebookからお借りしました。
この日は
ボウモアツアーから
西の蒸溜所と、アイラ島西部を散策します。
それはまた明日(^^)/~~~
#WhiskyTrip
#AnytimeWhisky
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来年も実施します。
ご興味ある方は優先してご案内しますので
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