アイラ島で初めての朝

前日までの、長いフライト・移動を終えボウモアで迎えた初めての朝。

2月17日の日の出の時間は7時42分

朝食は遅めの9時ですので、日の出前にボウモアの町を散歩します。

冬のスコットランドは、日の出が遅く、日の入りが早いので、長い朝焼けと夕焼けを楽しむのもウイスキートリップの楽しみの一つです。

この日は7時半前にB&Bを出まして散歩。寒かったですし、雨はないものの曇り空。太陽の出る気配がなく残念でしたが、それはそれ。こんなもんさと鈍色の風景も美しく感じます。

ボウモアのまち。坂の上にあるラウンドチャーチを見上げるように建つ白壁のかわいい家が立ち並びます。

ボウモア蒸留所の前のロッホインダール湾は驚くほどの凪。

ボウモア蒸留所の前には2羽の白鳥が、番(つがい)なのか、ずっと仲良く並んで水の上を漂っていました。

2羽の白鳥をずっと眺めていても埒があかないので、ボウモア蒸留所散策へ。

当然空いていませんが、入り口の門扉前で建屋を眺めていると

見えますでしょうか。縦に並んだ2つのパゴダ屋根の上についている、手前の風見鶏?が少し折れて曲がっていますね。

これは、今年の1月後半にスコットランド全体を襲った「STORM」のせいだそうです。

ボウモアはこの風見鶏ぐらいで済んでいるそうですが、

アードナホーは屋外にあるワームチューブの水が溢れて、冷却がコントロールできないということで創業を一時中断したらしいですし、アードベッグは建屋の一つの屋根が飛んでしまって、蒸溜所全体がクローズになるほど。これはまた後述しますね。


でも、ボウモアについても200年以上の歴史を誇りますから、こういった災害や危機は何度もあったはずですし、売れなくて創業停止するよりは全然いいのかもしれません。

大麦と水と時間だけでできるウイスキー。

これからも面々と続いて言う君だろうなぁ・・・・。


散歩は続きます。


いつもは行かない、ボウモア蒸留所の上の方に行ってみようと坂を上がり、モルティング施設をやっているかな?と覗いてみたり、この壁いいなぁ・・・とかあるいていると、少し入れそうなので中に入ってみました。

すると海の方まで出て、いつも見ていた白壁に「BOWMORE」の文字(上の写真↑)とは逆方向から「BOWMORE」の文字を眺めることができ、なんだか感動。

何回も来ましたが、一度も見ていない角度だったので。


朝の散歩は楽しいですね。


さぁ、戻って朝食です。

みなさん、朝食でびっくりするはず。

だって朝からウイスキーが出てくるんですから。

※写真は今回ご一緒した、小岩さんのFacebookからお借りしました。


この日は

ボウモアツアーから

西の蒸溜所と、アイラ島西部を散策します。

それはまた明日(^^)/~~~






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来年も実施します。

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Whisky Trip | ウイスキーは一期一会。さぁ、ウイスキーの旅に出よう! ウイスキーラバーズ名古屋を立ち上げたメンバーの一人で、『SINGLEMALT WHISKY TRIP』などの著書もある佐々木シュウジが、スコットランドのウイスキートリップの魅力を紹介したり、日々のウイスキーとの出会いを紹介するホームページです。 ウイスキー、風景、時間・・・いろんな出会いを紹介します。

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